2009年 07月 22日
コゲのカラーバージョン |
「どーれ、最速で切れてみんしゃい。」
で、切った一枚。
現場が割合早く終わったので、早速の試写だった。
経年劣化でかなりスローだと思ったけれど、案外正常だった。(笑
ヤフオクでGETしたのは、エッジのメッキがクロームじゃなくてニッケルだったから。(爆
と言うより、そのアンティークなスタイルにビビっと来て落としてしまった。
この固体、ROBRAって言う。 ローデンシュトック製のセミ機。
レリーズがボディじゃなく、レンズシャッター本体側の小さなレバーでチョンと切る。
ちょっと使いづらい。 レンズにTrinar(トリナー)って書かれている。 最速300まででF3.5。
ローデンの事は詳しい資料がないのでよくわからない。とにかく戦前ナチスのカメラと
言うだけ。 Webで調べると、このメーカー、カメラよりレンズで結構ファンがいるようだ。
と言うより、レンズメーカーでしっかりと老舗である。
で、ちょっと試写ものだけど、2~3見れるものをテキトーに載せてみた。
フィルムはいつも使うG100(SuperG100)で写してみた。 まだ光線引きがあるし、
下のカットの一枚目は少しトーン補正している。(苦笑
どこか描写が似てるんだな。 これが・・
フジコーに。(笑
四辺が歪みがちなのと、フォーカスによっては糸巻き型のディストーションが出る。
ここら辺がそっくり。
しかし色味が何ともいい。 当日はあいにくの曇天だったので、こんな感じなものしか撮れなかったけれど
この固体、かなりいいんじゃないか??
もしかしたらこのトリナーって名、富士光学がパクったんじゃなかったのか??
Trinar と Terionar である。 似てるじゃないか。(笑
それでボディはツァイスのイコンタをパクった・・・ そうなのかもしれない。 そんな事考えてしまう。
まだボディ側からの光線引きがある。 目下、バタバタ状態なのでまた開いた時間に
完調にしてやりたい。
Josef Rodenstock Berlin Muncmen ROBRA
Trinar Anastigmat f3.5 G100
ご近所試写にて。
by sencho6207
| 2009-07-22 23:46