2007年 08月 29日
Neumann & Heilemann 私的なレポート |
セミマルバーを救出しなければ、ここまでの事は知らなかったし、調べる事も
なかったと思う。
気になったノイマン ハイレマンはもちろん会社だった。
1929年、ミノルタの創始者である田嶋一雄がフランスに滞在中、そこで見かけた写真機
製造工程を見て、わが国でもこのくらいのカメラを作れるようにしたい・・・
との一念発起の元、フランスの「クラウス光学会社」にいたビリーノイマンとその友人、
ウィリーハイレマンに声をかけて「日独写真機商店」と言う会社を立ち上げた。
後のミノルタである。
ビリーノイマンとハイレマンの努力の元、二年かけてようやく完成させたのが
「ニフカレッテ」と言うカメラだった。
この国産ニフカレッテはベスト版サイズのカメラだったが、トラブルが続出し、
客からクレームが相次いだという。。(笑
さらに折からの不況が押し寄せて、社内には労働争議が勃発し、「日独写真機商会」は
倒産寸前まで追い込まれた。
ビリーノイマンとハイレマンはこの時、「日独写真機商会」を突然退社する。
2人はここで「Neumann & Heilemann 」社を立ち上げたらしいのだ。
「Neumann & Heilemann」社は色々なメーカーにレンズとシャッターをOEM供給
してたようだ。
そう言えば戦前のセミミノルタもエバータイプシャッターである。 同社は自社ネームを
付けているけれど、もしかしたらそうした関係上、「Neumann & Heilimann」製なのかも
しれない。
「Neumann & Heilemann」社がその後、どうなったのかいまいちよくわからない。
一説によると、ラッキーブランドである「藤本写真機工業」と合併したと言う話だが、
真相はナゾだ。 じゃぁ、マルバーアナスティグマット75mmの方はどうなのかは
こいつはまったく見えてこない。。。(笑
もしかしたら、ノイマン ハイレマン社製、オリジナルなのかもしれない。
あるいは、本鳥光学オリジナルなのかもしれない。。。。
ところで、レンズが皆さんのおっしゃってる様に、どこかひっくり返ってる感じがします。
どう見ても、これで売り出したとはとても思えない。(笑
何とかしてやりたいのだけれど・・・・
本鳥光学では面白い推移をしてゆく・・・
今回のカメラ、セミマルバーという名前だけど、この他にマルバーシックス、マルバーレフ
引き伸ばし機マルバー、双眼鏡のマルバーなどなど・・・結構色々な物を作ってたらしい。
ところが、この本鳥光学は常盤光学と合併してしまう。
昭和20年の空襲で会社も工場も一旦は灰燼に帰してしまうが、執念と言うか、たくましさ
と言うか、戦後まもなく「ドリスカメラ」として復活するのである。
ドリスのドは本鳥のどりから取ったものらしい・・・(笑 さらにこのドリスカメラを
三洋電機が買収して最終的に消滅したと言うのだ。
この三洋電機があの家電メーカーの三様電気かどうかは不明なのです。(笑
Semi Mulber SuperG
なかったと思う。
気になったノイマン ハイレマンはもちろん会社だった。
1929年、ミノルタの創始者である田嶋一雄がフランスに滞在中、そこで見かけた写真機
製造工程を見て、わが国でもこのくらいのカメラを作れるようにしたい・・・
との一念発起の元、フランスの「クラウス光学会社」にいたビリーノイマンとその友人、
ウィリーハイレマンに声をかけて「日独写真機商店」と言う会社を立ち上げた。
後のミノルタである。
ビリーノイマンとハイレマンの努力の元、二年かけてようやく完成させたのが
「ニフカレッテ」と言うカメラだった。
この国産ニフカレッテはベスト版サイズのカメラだったが、トラブルが続出し、
客からクレームが相次いだという。。(笑
さらに折からの不況が押し寄せて、社内には労働争議が勃発し、「日独写真機商会」は
倒産寸前まで追い込まれた。
ビリーノイマンとハイレマンはこの時、「日独写真機商会」を突然退社する。
2人はここで「Neumann & Heilemann 」社を立ち上げたらしいのだ。
「Neumann & Heilemann」社は色々なメーカーにレンズとシャッターをOEM供給
してたようだ。
そう言えば戦前のセミミノルタもエバータイプシャッターである。 同社は自社ネームを
付けているけれど、もしかしたらそうした関係上、「Neumann & Heilimann」製なのかも
しれない。
「Neumann & Heilemann」社がその後、どうなったのかいまいちよくわからない。
一説によると、ラッキーブランドである「藤本写真機工業」と合併したと言う話だが、
真相はナゾだ。 じゃぁ、マルバーアナスティグマット75mmの方はどうなのかは
こいつはまったく見えてこない。。。(笑
もしかしたら、ノイマン ハイレマン社製、オリジナルなのかもしれない。
あるいは、本鳥光学オリジナルなのかもしれない。。。。
ところで、レンズが皆さんのおっしゃってる様に、どこかひっくり返ってる感じがします。
どう見ても、これで売り出したとはとても思えない。(笑
何とかしてやりたいのだけれど・・・・
本鳥光学では面白い推移をしてゆく・・・
今回のカメラ、セミマルバーという名前だけど、この他にマルバーシックス、マルバーレフ
引き伸ばし機マルバー、双眼鏡のマルバーなどなど・・・結構色々な物を作ってたらしい。
ところが、この本鳥光学は常盤光学と合併してしまう。
昭和20年の空襲で会社も工場も一旦は灰燼に帰してしまうが、執念と言うか、たくましさ
と言うか、戦後まもなく「ドリスカメラ」として復活するのである。
ドリスのドは本鳥のどりから取ったものらしい・・・(笑 さらにこのドリスカメラを
三洋電機が買収して最終的に消滅したと言うのだ。
この三洋電機があの家電メーカーの三様電気かどうかは不明なのです。(笑
Semi Mulber SuperG
by sencho6207
| 2007-08-29 23:56